九州・沖縄共同制作番組「世界一の九州が始まる!」

『サメ食べよう~未利用魚のアップサイクル~』(MRT制作)
2026年8月9日(日)午前10:15~10:30
宮崎県門川町を中心に活動する「令和のサメ」代表・渡邊絵実さん(40)は、“海の厄介者”とされてきたサメを、新たな価値へと変えることに挑んでいる。
近年、定置網や底引き網などにサメがかかる被害が増加している。
網の中で暴れて他の魚を傷つけるサメは、漁師を悩ませる存在だ。
さらに「臭みがある」というイメージから市場で値がつかず、多くが「未利用魚」として水揚げされずにいた。
渡邊さんがこの課題に向き合うきっかけとなったのは、初めて「サメの刺身」を食べた時のこと。
その想像を絶する美味しさに衝撃を受け、「こんなに美味しい魚が水揚げされない現状を変えたい」と立ち上がったのだ。
渡邊さんは、漁師から直接サメを買い取り、徹底した下処理を施すことで臭みの原因を抑え、絶品の「シャーク&チップス」としてよみがえらせた。
海の厄介者を人気グルメへと昇華させる一方で、余った部位も犬用おやつとして商品化し、命を一切無駄にしない仕組みづくりにもつなげている。
水揚げされない「未利用魚」を、価値ある「資源」へ。
単なるリサイクルにとどまらない“アップサイクル”で、日本の海からサメという未利用魚をなくすことに挑む渡邊さんの取り組みを追った。