JNN九州・沖縄ドキュメント ムーブ
『silent message〜舌がん患者が伝える『今を生きて』〜』(MRT制作)
2026年9月20日(日)深夜24:50~

ステージ4の舌がんと診断され、手術によって声や味覚、嗅覚といった多くの「当たり前」を奪われた池上誠さん(57)。過酷な現実に直面しながらも、池上さんは「失ったものを数えるのではなく、今できることに挑む」と決意し、前を向いて歩み続けています。
闘病生活の中、東京オリンピックの聖火ランナーに挑戦し、見事に走り切ったことを大きな糧として、がん患者支援団体「宮崎がん患者会ネットワーク」を設立。早世した仲間の遺志を継ぎ、患者の道しるべとなる宮崎県版「がんサポートブック」の完成に尽力しました。さらに、医療者と患者が対等に語り合う定例ミーティングの開催や、未来の看護師を育てる高校での講演活動、手話の習得など、挑戦を続けています。
「生き方次第で、どんな状況でも幸せになれる」
スマートフォンの文字入力を駆使して思いを伝え、前を向いて生きる池上さんの姿は、周囲に大きな勇気を与えています。番組では、過酷な闘病や2度の再発を乗り越え、温かな仲間とともに「今」を大切に生きる池上さんの姿を通して、「がん」と共に生きるということ、そして人に寄り添うことの大切さを描きます。